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セミナー

臨床伝統医療研究会・関西鍼灸セミナー、参加者募集中

今期、7月から1年間予定の臨床伝統医療研究会関西・鍼灸セミナー(毎月原則として第1日曜日、京都にて。1月はお休み、計11回)では、引き続き、参加者を募集しています。

定員まであとわずかです。

今期の内容は、東洋医学から考える「こころ」について。

昨今、精神的な要因での様々な愁訴、或いは心の病が増加しています。これらを東洋医学ではどのように扱うのか、鍼灸としての立場から多角的に考えていきたいと思います。

東洋医学では、心の状態を5つに分けます。これを五志といいます。怒、喜、思、憂、恐の5つで、それぞれ五蔵に配当されています。もしこれらの感情が過度になると、該当する蔵を傷めることもあり、或いは蔵自身の機能障害は五志に影響を与える可能性もあることを示唆します。

また心の変遷、情緒変化を7つに分け、これを七情といいます。怒・喜・思・憂・悲・恐・驚の5つであり、やはり五蔵に配当されます。七情の過不足は蔵に影響を与え、蔵の機能障害は七情に影響を与えます。

五志は本来蔵府が主っている感情の分類ですが、七情はその感情の移ろいを現していると考えられます。

では鍼灸でこれらにどう対処するか。それは、まず五蔵の状態が今どのようになっているのかを見極めることが肝要です。五蔵の状態を見極め、その状態がどの感情に影響を及ぼすのかを考察し、蔵自体の安寧を図る。これが鍼灸における五志七情の機能障害に対する治療となります。

セミナーでは、まず五蔵における様々な病態を学びます。次にその病態からどのような感情変化が生まれやすいのかを考察します。さらに、その感情変化を改善するためにどのような対処を行う必要があるのかを実習します。

もちろん、蔵府にこだわらず、身体全体の機能障害を考えて、心の安寧を図るにはどうするのかも実習していきます。

詳しくは、下記をご覧ください。定員になり次第締め切ります。

臨床伝統医療研究会

さあ、心の深遠な世界を東洋医学の観点から、みんなで学ぼうではありませんか。

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