Q&A

Q&A
オステオパシーについて
どのように治療を進めるのですか。
問診の後、最初に立った状態、座った状態で拝見します。治療は、仰向けから始めることがほとんどですが、症状によっては異なる姿勢から始めます。首をみるときは普通、仰向けで行います。
また、頭蓋オステオパシーも基本的には仰向けです。背中の筋肉に対して行う場合はうつぶせで行います。
どのような服装で治療を受ければいいのでしょうか。
・厚い生地、ざらざらした生地、表面がなめらかで光沢のある生地の衣服、あるいは重ね着は、十分な手技を行うことができませんので避けてください。

・身体を締め付けるような下着や衣服、ベルトは、はずしてください。ブラジャーは、そのままでかまいません。

・ネックレス、ブレスレット、メガネははずしてください。腕時計は、着用してかまいません。
1回あたりの治療時間は。
よく、1時間いくらですかとご質問の方がいらっしゃいますが、当院では、時間単位の治療は行っておりません。治療は、その方の症状を改善し治癒に導くものであって、時間単位の治療では、本来の治療はできないと考えていますし、そのような治療はむしろ無責任なものと考えます。
おおよそ、40分から1時間弱治療にかかりますが、その方の症状や体質により、治療に要する時間は定まらないことをご了承ください。
どの場所に治療するのですか。
必ず全身に治療を行います。痛いところだけ、上半身のみなどと言った局所治療は、行いません。
治療は痛いですか。
痛みを感じることはまずありませんが、まれに痛い手法もあります。でも、我慢できない痛みということはありません。
もし、痛すぎるときは(痛みの感じ方には個人差がありますので)、遠慮せずおっしゃってください。
オステオパシーはクセになりませんか。
なりません。

過度の刺激や、過剰な回数の治療をすれば、からだがかえって不調となり、必要以上の刺激を必要としなければ効果が出なくなります。これがいわゆるクセになった状態です。
当院では、必要のない過剰な治療はお勧めしませんので、クセになることはありません。
どれくらいの間隔で治療を続ければいいでしょうか。
症状や体質により異なりますので一概に言えませんが、通常、1週間に1度の治療が必要です。急性のもの、強い症状のものでは、毎日、或いは1日おきに治療しなければならないものもあります。

健康維持で治療を続ける場合、1月に1度程度の治療が普通ですが、場合により、もっと間を詰めて治療をすることもあります。
オステオパシーをしてはならない場合はありますか。
次のような場合、治療できないこともありますので、治療前にご相談ください。

・上の血圧が180以上の方。或いは血圧の変動の激しい方。
・極度に体力を消耗している方。
医師の治療を受けていますが、併用してもいいでしょうか。
どうぞ、そのまま通院なさってください。むしろ、医師の治療効果を高めます。
他の治療院で治療を受けていますが、併用していいでしょうか。
他の治療院での治療は受けないようにお願いします。場合によっては弊害があります。
発熱していますが、治療をしてもいいでしょうか。
かぜなどで発熱している場合、治療をしても差し支えありません。むしろ、発熱しているときには、それを治す治療をします。
ただし、熱の原因や種類、程度にもよりますので、発熱時は、お尋ねください。
治療後、体がだるいのですが。
治療後、半日から1両日、場合により数日にわたって、体のだるさが出ることがありますが、一時的なもので正常な反応ですので心配はいりません。
また、頭蓋オステオパシーを受けたときは、頭痛、軽い嘔気、ふらつきなどが出ることもありますがこれも正常な反応です。 症状の激しい方、症状が始まって長い期間が経っている方ほど、強くそのような反応が出る場合があります。

治療後、カフェインを避け、水分を充分に取れば早く改善します。
痛みの治療後、かえって痛みが強くなったのですが。
治療当日は、長く動いたり、激しい運動をすることは避けてください。 関節などを緩めていますので、痛みが出ることがあります。
また、自然な状態でも、治療後、半日から1両日程度、一時的に症状が強くなることもありますが、これは正常な反応ですので全く心配はいりません。
治療後、熱が出たのですが。
ときに発熱することもありますが、心配はいりません。これは、一種の好転反応ですので、その人にとって熱が出た方がいい場合は出ることがあります。でももしご心配でしたら、遠慮なくお尋ねください。

しかし、高熱が出たりするときは、治療が原因ではなく違う原因と思われますので、ご相談ください。
治療して数日後に、症状が強くなったのですが。
治療直後に症状が一時的に強くなることはありますが、数日経ってから症状が強くなることはありません。違う原因と思われますので、必ずご相談ください。
治療後、お風呂は避けた方がいいのでしょうか。
ほとんどの場合、治療後、1時間を経過すれば、普通に入浴なさって結構です。しかし、次のような方は、当日の入浴は避けてください。

・血圧の変動が激しい方。
・特に当院で入浴を避けるように指示した方。
オステオパシーと、整体やカイロプラクティックは違いますか。
全く違うものです。オステオパシーは治療法のことではなく、アメリカ発祥のひとつの医学体系です。ですから、オステオパシーの哲学の元に様々な手法で治療をします。たとえば、東洋医学の体系の中に、鍼灸治療があるようなものです。
よくオステオパシーと、カイロプラクティックや整体と同じように掲げているところがありますが、絶対にその様なことは出来ません。
カイロプラクティックで行う手技をオステオパシーの考え方で行うことは出来ますが(同様に鍼治療をオステオパシー哲学で行うことは出来ます)、同列に扱うことは出来ません。
たとえば、「オステオパシー・カイロプラクティック」とか「オステオパシー・整体」と掲げているところは、偽物だと思います。
鍼灸治療について
鍼治療はどのようなものですか。
治療に使う鍼は、注射様の針とは全く違うものです。当院では、0.14ミリから0.18ミリと注射針に比べて相当細いものを使用します。長さは、種類によって異なりますが、40ミリから50ミリ程度です。材質は、ステンレスで、1本ずつ滅菌処理され密封されたものを使用しています。
一般的にはこの針をプラスチックの管に入れて固定し、鍼の頭をとんとんと軽く叩くことによって刺し入れますが、当院では、管を使わずに差し入れます。
鍼治療は、痛みの病気だけではなく、身体の不調全般に効果を現しますので、詳しくは遠慮なくご相談ください。
鍼治療は痛いですか。
鍼治療の鍼は、指で簡単にしなる位、細くてなおかつ柔らかいものです。従って、刺す時にもほとんど或いは全く痛みはありません。
刺し入れた後、患部に先端が触れた時に、痛いところに触れられたような、ピクピクするような一種独特の感じがあります。これはひびきと呼ばれるもので、鍼治療特有に見られるもので、慣れればかえって心地よく感じます。
但し、極度に怖がっている方は皮膚表面が緊張し、痛みを感じることもありますが、慣れればそれほど感じなくなります。
鍼が怖いのですが。
症状により、体質により、また、からだの場所により異なりますが、浅ければ1、2ミリということもありますし、深ければ数センチ入れることもあります。
実は、深く入れれば痛みやひびきが強いというのではなく、むしろ深く刺した時の方が痛みやひびきが少ないことが多いものです。
どの程度の数、刺すのですか。
症状により、体質により、また、からだの場所により異なりますが、全身に、十数カ所から40カ所くらいです。平均すると、20から25カ所ぐらいです。
治療時間はどれくらいかかりますか。
当院の場合、30分から1時間程度かけて治療致します。
血は出ますか。
静脈を避けて鍼を刺しますので、まず出血しませんが、まれに、皮膚表面から見えない静脈に刺さって出血することもあります。
場合により、打ち身のように青くなることもありますが、5日から10日程度で見えなくなります。
感染症が心配なのですが。
当院の場合、鍼はすべて滅菌消毒済の新しいものを使用し、治療した後は廃棄します。また、シャーレ(治療用の皿)などは、オートクレーブという、医療用消毒滅菌器具で消毒します。従って、感染の心配はありません。
鍼が怖いのですが。
初めて鍼治療をされる方は、誰でも怖く感じます。しかし、数回治療するとほとんどの方が慣れてしまいます。
鍼はクセになりませんか。
なりません。
どれくらいの間隔で治療を続ければいいでしょうか。
症状や体質により異なりますので一概に言えませんが、通常、1週間に1度の治療が必要です。急性のもの、強い症状のものでは、毎日、或いは1日おきに治療しなければならないものもあります。

健康維持で鍼を続ける場合、1月に1度程度の治療が普通ですが、場合により、もっと間を詰めて鍼をすることもあります。
鍼治療をしてはならない場合はありますか。
次のような場合、治療できないこともありますので、治療前にご相談ください。

・糖尿病の方。
・上の血圧が180以上の方。或いは血圧の変動の激しい方。
・免疫疾患をお持ちの方。
・血友病の方。
・極度に体力を消耗している方。
・心臓疾患をお持ちで、血液をさらさらにする薬を服用されている方。
医師の治療を受けていますが、併用してもいいでしょうか。
どうぞ、そのまま通院なさってください。
他の治療院で治療を受けていますが、併用していいでしょうか。
他の治療院での治療は受けないようにお願いします。場合によれば弊害があります。
発熱していますが、治療をしてもいいでしょうか。
かぜなどで発熱している場合、治療をしても差し支えありません。むしろ、発熱しているときには、それを治す治療をします。
ただし、熱の原因や種類、程度にもよりますので、発熱時は、お尋ねください。
治療後、体がだるいのですが。
治療後、半日から1両日、場合により数日にわたって、体のだるさが出ることがありますが、一時的なもので正常な反応ですので心配はいりません。
症状の激しい方、症状が始まって長い期間が経っている方ほど、強くそのような反応が出る場合があります。
痛みの治療後、かえって痛みが強くなったのですが。
治療後、半日から1両日程度、一時的に症状が強くなることもありますが、正常な反応ですので全く心配はいりません。
治療後、熱が出たのですが。
かぜの治療などでは、場合によりかえって熱を出させる方法をとることもあります。しかし、その後普通に戻りますので心配はいりません(治療に当たって説明致します)。
しかし、それ以外で熱が出た場合、鍼治療が原因ではなく違う原因と思われますので、ご相談ください。
治療して数日後に、症状が強くなったのですが。
治療直後に症状が一時的に強くなることはありますが、数日経ってから症状が強くなることはありません。違う原因と思われますので、必ずご相談ください。
鍼治療した後、お風呂は避けた方がいいのでしょうか。
ほとんどの場合、治療後、1時間を経過すれば、普通に入浴なさって結構です。しかし、次のような方は、当日の入浴は避けてください。

・膝関節など、関節部に鍼治療をした方。
・血圧の変動が激しい方。
・血糖値に問題のある方。
・特に当院で入浴を避けるように指示した方。