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按摩・マッサージ
按摩・マッサージ師のための治療法講座(9)
今回は乳房マッサージについて。
乳腺のつまりや鬱滞に効果がある。
最近乳房マッサージをするマッサージ師(女性マッサージ師)が減ってきた。助産師の専売特許みたいになっている。しかし、本来、マッサージ業務を助産師が行うのは違法行為であるし、やはり我々が行うべきだ。
ところが、乳房マッサージを知らないマッサージ師が多いと聞く。これは言うまでもなく按摩マッサージ指圧師養成学校の不出来の影響だが、そんなことを言っていても仕方がないので、ただしい乳房への対処法を書くことにする。
まず蒸しタオルで乳房全体を暖める。5分程度でよい。ただし、炎症が強い場合は行わない。
次に腋窩から大胸筋を軽くつかみ、乳房を固定する。このようにすると、乳房が揺れ動かないのでマッサージをしやすい。
基本的な手技は乳房の基底部から乳頭に向けての螺旋状揉捏。優しくゆっくりと行う。
最初は、乳腺の張りのないところから始める。最後に乳腺の張りのあるところを行う。この際、痛みを感じさせないように気をつける。
炎症があれば、そこにはマッサージを行ってはいけない。よく助産師が安易に炎症のある乳腺に桶谷式と称するマッサージを行い、炎症をひどくさせるという例があるというのを聞く。マッサージの効果と理論を全く知らない助産師が行う弊害である。
炎症があったとしてもそこを避け、適切にマッサージを行うと炎症は解消していく。
これを片方の乳房に20分程度行う。必ず両側行うこと。片方にだけ問題があったとしても両方行わないと効果は少ない。
なお、マッサージの後、必ず乳汁は絞り出すこと。そのことにより、乳汁の鬱滞をさらに防ぐことができる。これは赤ちゃんには飲ませてはいけない。
上述のマッサージは2日おき程度がよい。もちろん、改善すればマッサージの必要はない。
乳汁分泌不全の場合、乳腺発育不全が原因なので、上述のマッサージだけでは効果が少ない。乳輪、乳頭も軽くマッサージを行い、乳汁分泌ホルモンの活動を促すようにしなければならない。この手法は、乳腺の発育を促すものであるので速効性はない。患者自身でも十分にマッサージを行う、赤ちゃんに出なくても吸わせると言うことを指示する。そのことにより乳腺の発育を促すことができる。
乳腺のつまりや鬱滞に効果がある。
最近乳房マッサージをするマッサージ師(女性マッサージ師)が減ってきた。助産師の専売特許みたいになっている。しかし、本来、マッサージ業務を助産師が行うのは違法行為であるし、やはり我々が行うべきだ。
ところが、乳房マッサージを知らないマッサージ師が多いと聞く。これは言うまでもなく按摩マッサージ指圧師養成学校の不出来の影響だが、そんなことを言っていても仕方がないので、ただしい乳房への対処法を書くことにする。
まず蒸しタオルで乳房全体を暖める。5分程度でよい。ただし、炎症が強い場合は行わない。
次に腋窩から大胸筋を軽くつかみ、乳房を固定する。このようにすると、乳房が揺れ動かないのでマッサージをしやすい。
基本的な手技は乳房の基底部から乳頭に向けての螺旋状揉捏。優しくゆっくりと行う。
最初は、乳腺の張りのないところから始める。最後に乳腺の張りのあるところを行う。この際、痛みを感じさせないように気をつける。
炎症があれば、そこにはマッサージを行ってはいけない。よく助産師が安易に炎症のある乳腺に桶谷式と称するマッサージを行い、炎症をひどくさせるという例があるというのを聞く。マッサージの効果と理論を全く知らない助産師が行う弊害である。
炎症があったとしてもそこを避け、適切にマッサージを行うと炎症は解消していく。
これを片方の乳房に20分程度行う。必ず両側行うこと。片方にだけ問題があったとしても両方行わないと効果は少ない。
なお、マッサージの後、必ず乳汁は絞り出すこと。そのことにより、乳汁の鬱滞をさらに防ぐことができる。これは赤ちゃんには飲ませてはいけない。
上述のマッサージは2日おき程度がよい。もちろん、改善すればマッサージの必要はない。
乳汁分泌不全の場合、乳腺発育不全が原因なので、上述のマッサージだけでは効果が少ない。乳輪、乳頭も軽くマッサージを行い、乳汁分泌ホルモンの活動を促すようにしなければならない。この手法は、乳腺の発育を促すものであるので速効性はない。患者自身でも十分にマッサージを行う、赤ちゃんに出なくても吸わせると言うことを指示する。そのことにより乳腺の発育を促すことができる。