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按摩・マッサージ
按摩・マッサージ師のための治療法講座(7)
今回は、「つわり」について。
つわりの医学的説明は省く。素人ではないんだからつわりが何たるかを知らないようでは、治療以前の問題だ。
実は、按摩、マッサージにおけるつわり治療はよく効果を表す。それほど難しい手技も必要ない。
まず患者さんを側臥位にさせる。
次に、背部を母指で圧迫する。もちろん乱暴に圧迫してはならない。ゆっくり増圧し、定圧の後ゆっくり減圧する。優しく確実に扱うことだ。
特に厥陰兪から三焦兪の部位、その中でも、督兪から胃兪の範囲が重要だ。その中に必ず緊張部位がある。その緊張を取るように優しく確実に圧迫を試みる。
鍼治療なら内関を用いるところだが、ぼくの経験では、按摩やマッサージでは内関は必要ない。背部の圧迫で充分である。
片側を行うと、反対を向いてもらい同様に行う。
最後に仰臥位に。
鳩尾から下肋下際にかけて両側を手掌で章門に向かって摩擦をし、そのまま方向転換して下腹を覆うように中極に向かって撫で下ろす。この間、なめらかに行わないとならないのは言うまでもない。
これを数回行うことで患者さんは気分的にも落ち着く。
最後に上かん(月+完)から鳩尾付近に手掌を優しく当てて静かに離す。これで相当患者さんは落ち着く。
軽度のつわりなら1回で効果を表すだろう。
つわりの医学的説明は省く。素人ではないんだからつわりが何たるかを知らないようでは、治療以前の問題だ。
実は、按摩、マッサージにおけるつわり治療はよく効果を表す。それほど難しい手技も必要ない。
まず患者さんを側臥位にさせる。
次に、背部を母指で圧迫する。もちろん乱暴に圧迫してはならない。ゆっくり増圧し、定圧の後ゆっくり減圧する。優しく確実に扱うことだ。
特に厥陰兪から三焦兪の部位、その中でも、督兪から胃兪の範囲が重要だ。その中に必ず緊張部位がある。その緊張を取るように優しく確実に圧迫を試みる。
鍼治療なら内関を用いるところだが、ぼくの経験では、按摩やマッサージでは内関は必要ない。背部の圧迫で充分である。
片側を行うと、反対を向いてもらい同様に行う。
最後に仰臥位に。
鳩尾から下肋下際にかけて両側を手掌で章門に向かって摩擦をし、そのまま方向転換して下腹を覆うように中極に向かって撫で下ろす。この間、なめらかに行わないとならないのは言うまでもない。
これを数回行うことで患者さんは気分的にも落ち着く。
最後に上かん(月+完)から鳩尾付近に手掌を優しく当てて静かに離す。これで相当患者さんは落ち着く。
軽度のつわりなら1回で効果を表すだろう。