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東洋医学

春と肝

春は肝が高揚する時期です。

すでに先日より患者さんの脈を診ると、弦脈が現れてきました。特に左側ですね。

軟らかい弦脈です。肝の病の弦脈ではありません。

ところがその肝が高揚する春に、もし肝が病を持っているのが重なると、より一層肝の病症が激しくなります。あるいは、肝の病変が起きかけているときに春季が重なると、病を発してしまいます。

ここで脈診をするとき、春の弦脈なのか、病症としての肝の弦脈なのかを見分けなければなりません。

病としての弦脈は、強くとげとげしく感じます。その違いを見分けることが大切です。

臨床伝統医療研究会の会員の皆さんは、mixiのコミュニティを見てください。肝の病について書き進めています。特に関東セミナーの皆さん。3月は震災の影響でお休みでしたので、必ず読んでおいてください。

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