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按摩・マッサージ

よくないマッサージ師

マッサージにせよ、按摩にせよ、よくない施術というものがあります。

それは、手技の目的と作用を考えずに、凝っていると思ったところだけを揉むというもの。

まず、手技にはそれぞれ目的と作用があります。

施術するに当たっては、どの手技を何の目的でおこなうのかを考えながら行わなくてはなりません。ところが現実には、何も考えずにとにかく手技を施すという人が多すぎます。

次に、凝っているところだけ施術するというもの。

按摩やマッサージというのは、凝っているところだけもみほぐすという事だけを目的にしていません。

凝っているところだけ揉むというのは素人の方法です。

プロなら、全身の状態をしっかりと見極めて、それに併せて手技を施すべきです。

見極め方がわからないという人は、基本的な稽古をしていないからです。

その手技の目的と作用がわからないというのは、基本的な勉強をしていないからです。

プロならプロらしい治療をしなければ、いつまでたっても按摩やマッサージは医療として認められません。

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