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按摩・マッサージ
まずなでろ
按摩やマッサージというと、押さえたり揉んだりを思い浮かべると思います。
でも、按摩の摩の字はなでること、マッサージの基本もなでること。
摩擦を抜きにしたらどちらも成り立ちません。
では、なぜ摩擦をしないのでしょう。
それは、摩擦の効果がよくわかっていないからではないでしょうか。
学校では、按摩は遠心性に、マッサージは求心性にと習うかも知れません。
しかし、これは誤りです。
按摩を遠心性に行わなければならない根拠はまるでありません。
マッサージも、必ずしも求心性とは限りません。
なぜ摩擦をしなければならないのか、摩擦の効果は何か、それを考えつつ行わなければならないのです。
たとえば、臨床伝統医療研究会の場合、按摩での摩擦は、経脈に沿ってと指導しています。経脈に沿った摩擦がもっとも効果を現すからです。
マッサージの場合は、その目的に従ってと指導しています。静脈血を還流させるためには求心性でいいでしょうが、皮膚や皮下組織、筋膜などの神経や感覚器に働きかけるのであれば、求心性でも遠心性でもかまいません。
いずれにせよ、摩擦を抜きにすれば、治療効果はかなり落ちます。
摩擦をもっと大切に、有効に使う。このことが重要です。
でも、按摩の摩の字はなでること、マッサージの基本もなでること。
摩擦を抜きにしたらどちらも成り立ちません。
では、なぜ摩擦をしないのでしょう。
それは、摩擦の効果がよくわかっていないからではないでしょうか。
学校では、按摩は遠心性に、マッサージは求心性にと習うかも知れません。
しかし、これは誤りです。
按摩を遠心性に行わなければならない根拠はまるでありません。
マッサージも、必ずしも求心性とは限りません。
なぜ摩擦をしなければならないのか、摩擦の効果は何か、それを考えつつ行わなければならないのです。
たとえば、臨床伝統医療研究会の場合、按摩での摩擦は、経脈に沿ってと指導しています。経脈に沿った摩擦がもっとも効果を現すからです。
マッサージの場合は、その目的に従ってと指導しています。静脈血を還流させるためには求心性でいいでしょうが、皮膚や皮下組織、筋膜などの神経や感覚器に働きかけるのであれば、求心性でも遠心性でもかまいません。
いずれにせよ、摩擦を抜きにすれば、治療効果はかなり落ちます。
摩擦をもっと大切に、有効に使う。このことが重要です。