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按摩・マッサージ

揉みおこしは治療の失敗だ

揉みおこしという言葉があります。

按摩やマッサージをした後で、筋肉が痛くなったりだるくなったりする状態の事を言います。

身体が重だるくなる事はあります。治療後に後天反応の1つとして起こる副作用を瞑眩(めいげん)といいます。

これは、老廃物が排出された結果と思われますので、水分を十分取らせると改善します。

しかし、筋が痛くなるというのは、過剰な刺激を加えたためであり、決して瞑眩などではありません。

単なる治療の失敗です。

筋に対しどのような手技をどの程度行うのが適切か、もし炎症を起こしそうならそれを防ぐにはどうすればいいのか、それを考えていればまず筋痛を起こす事はありません。

ただし、患者さんが異常に怖がっている、不安を覚えているときはどんなに注意しても痛みを起こす事がありますが、これは心因性です。

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