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鍼灸・按摩・マッサージ

腹診

腹診は、2重に見なければならないと思います。

1つは、東洋医学的な見方。

この場合、ほとんど皮膚と皮下組織を見る事になります。

ですから浅く見なければなりません。

軽く圧を加え、緊張の程度、硬結や緊張の有無を見ます。

内臓は、もっと奥深くになりますので、深く圧を入れなければなりません…。

と、昔は僕も思っていました。

でも、違います。

腹部に手掌を当て、深部まで見ます。

腹膜の状態、腸間膜の状態、内臓の動き-各内臓は独自の動き、自動運動があります。胃腸だけが動くのではありません-など、腹腔の全体像を見ます。

傾聴というのは、手掌を当てて遠隔部を見るオステオパシー独特の触診方法ですが、腹部でも同じ事ができるんですね。

これを鍼灸や、按摩やマッサージに応用しない手はありません。

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