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按摩・マッサージ

摩擦

僕は按摩において、軽擦という言葉を使っていません。

軽擦という言葉は、強擦に対比したものですが、その強擦というものが按摩には存在しないからです。

ではマッサージにおいてはどうでしょうか。そもそも、ヨーロッパに強擦というものが存在するのでしょうか。存在するとして、それはどのように行うものなのか、あるいは原語は何なのか、知りたいものです。

僕の持っているヨーロッパのマッサージに関する本には、強擦に該当するものは見つけられませんでした(英語が読めないので、文字通り見つけられませんでした)。

この辺は一度、詳しそうなふわ〜っと社長!先生にでも聞いてみたいものです。

ふわ〜っと社長!のブログ

(もしごらんになってたら、勝手に名前を出してごめんなさい)

さて、ということでマッサージにおいても軽擦という言葉を使っていません。

按摩にせよ、マッサージにせよ、摩擦と呼び表します。
按摩の摩擦は、経脈に沿って行います。その方が、気の流れがよくなって、痛みやその他の病症の緩和に役立つからです。

これは経験的なものです。

マッサージにおいては、求心性とは限りません。リンパや静脈の流れを促進させるためには求心性でしょうが、皮膚や皮下組織に作用させるためにはどちらとも限りません。

深筋膜に対して行うためには求心性に行います。これは、経筋に対してと同じですね。

これも経験的なものですが、筋や関節など運動器に対して作用させるためには、求心性の方が効果的なように思います。

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