ブログ
按摩・マッサージ
咳を按摩、マッサージで止める
表題では按摩、マッサージとしましたが、経穴も使いますので按摩の方かもしれませんね。
さて、一般的によく使うのは、肘窩前外側にある尺澤です。肘窩の真ん中よりも外側、曲池に近い方を圧してみて下さい。圧痛のあるところがあります。ここに取ります。
肺が実しているときは反時計回り、虚しているときは時計回りに輪状揉捏を行います。時間は数分、時には5分以上輪状揉捏を行います。尺澤の柔らかさ、圧痛の程度が変化するまで行います。
ただし、咳嗽は痰が出るから怒るという面もあります。そのようなときには尺澤だけを使っても効果はありません。尺澤はあくまでも咳の発作を止める作用を期待してです。
痰が出るときは、古来豊隆をよく使います。豊隆は、脛骨外側、腓骨の前側、前脛部中央にある経穴ですが、なぜかこの経穴を痰に対して用います。
脾の機能が低下すると、津液を造る機能が低下し痰飲を作りやすくなります。豊隆は、この脾の機能低下を阻止し痰の産生を寛解する役割があるようです。
補瀉関係なく圧迫を繰り返すか輪状揉捏を続けます。圧痛がなくなるまでです。ただし、脾虚があれば補法を行った方が効果があるようです。
僕が必ず使うのは中府ですね。烏口突起内際に雲門がありますが、その下1寸に取ります。咳が出るときは、胸筋が緊張し圧痛が生じます。
その部位に輪状揉捏を行います。肺が実しているときは反時計回り、虚しているときは時計回りですね。虚実どちらにも傾いていないときは、どちら回転でもかまいません。より緊張がゆるんでしかも充実する方向に行います(豊隆も同様です)。
次に、大杼、肺兪、督兪か膈兪、脾兪に圧迫を加えます。もちろん、脊柱起立筋と脊柱全体にマッサージを加えて一気に和らげてもオーケーです(僕の場合、最近はこちらの方法を多用するようになりました)。
横隔膜の緊張を取るというのも大切です。横隔膜に対してマッサージを行います。
斜角筋もよく緊張しますので、これに対しても処方します。
横隔膜、斜角筋が呼吸筋である事は皆さんご存じですね。
お願い!クリックを!↓
さて、一般的によく使うのは、肘窩前外側にある尺澤です。肘窩の真ん中よりも外側、曲池に近い方を圧してみて下さい。圧痛のあるところがあります。ここに取ります。
肺が実しているときは反時計回り、虚しているときは時計回りに輪状揉捏を行います。時間は数分、時には5分以上輪状揉捏を行います。尺澤の柔らかさ、圧痛の程度が変化するまで行います。
ただし、咳嗽は痰が出るから怒るという面もあります。そのようなときには尺澤だけを使っても効果はありません。尺澤はあくまでも咳の発作を止める作用を期待してです。
痰が出るときは、古来豊隆をよく使います。豊隆は、脛骨外側、腓骨の前側、前脛部中央にある経穴ですが、なぜかこの経穴を痰に対して用います。
脾の機能が低下すると、津液を造る機能が低下し痰飲を作りやすくなります。豊隆は、この脾の機能低下を阻止し痰の産生を寛解する役割があるようです。
補瀉関係なく圧迫を繰り返すか輪状揉捏を続けます。圧痛がなくなるまでです。ただし、脾虚があれば補法を行った方が効果があるようです。
僕が必ず使うのは中府ですね。烏口突起内際に雲門がありますが、その下1寸に取ります。咳が出るときは、胸筋が緊張し圧痛が生じます。
その部位に輪状揉捏を行います。肺が実しているときは反時計回り、虚しているときは時計回りですね。虚実どちらにも傾いていないときは、どちら回転でもかまいません。より緊張がゆるんでしかも充実する方向に行います(豊隆も同様です)。
次に、大杼、肺兪、督兪か膈兪、脾兪に圧迫を加えます。もちろん、脊柱起立筋と脊柱全体にマッサージを加えて一気に和らげてもオーケーです(僕の場合、最近はこちらの方法を多用するようになりました)。
横隔膜の緊張を取るというのも大切です。横隔膜に対してマッサージを行います。
斜角筋もよく緊張しますので、これに対しても処方します。
横隔膜、斜角筋が呼吸筋である事は皆さんご存じですね。
お願い!クリックを!↓