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按摩・マッサージ

按摩やマッサージに基礎理論はあるのか

あん摩マッサージ指圧理論という教科書があります。

でも、内容を見ると非常に薄っぺらい。

1時間もあれば講義できる内容を、1年かけて教えなければならない教員の苦労がわかります。

それほど中身がない。

なぜかというと、按摩やマッサージについての研究者がいないからです。

確か、手技療法の学会があったように思うのですが(初期には僕も入会していてせっせと学術大会に行ったんですが、実技セミナーのあまりにも幼稚な内容に嫌気がさしてやめたような…)、これといった学術的な成果は上げたとは聞いたことがありません。

医療である以上、その裏付けとなるものがなければなりません。

しかし現状は寒いものです。

セミナーでは仕方がないから、解剖学、生理学など様々な角度から講義をしていますが(おかげで、難しいという評価も一部からいただいています)、一転、教科書を読み返してみると、「こんなものが理論と呼べるのか」と思ってしまいます。

幸か不幸か、僕はオステオパシーをしていますので、その理論とかがセミナーについ入ってしまいます。というか、入れざるを得ないんです。

オステオパシーは、発祥の地アメリカではドクターの仕事ですし、その他の主要先進国でもそれぞれ国家資格がありますので、確立された基礎理論があります。

ヨーロッパのマッサージの本などを見ても、その基礎的裏付けについて、結構な分量をさいています。

それに比較し、我が国の按摩やマッサージ理論の貧弱なこと。

何とかならないものでしょうか。

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