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治療
腸骨の後方回旋(後傾)
腸骨が後方回旋(後傾)しているケースがあります。後方回旋とは、仙骨に対して後方に回旋するように変位しているものをさします。
片側だけの場合が多いようですが、両側に見られる場合があります。
このときに問題にしなければならないのは、仙腸関節の可動性制限があるかどうかです。
関節にはそれぞれ特有の「遊び」がありますが、それが減弱していると、異常と言えます。
たとえ後方回旋していても、その方の仙腸関節に充分な遊びがあればそれほど問題ではありません。
問題なのは腸骨後方回旋がありなおかつ仙腸関節の可動性制限が見られる場合です。
僕の場合、治療には2つの方法のどちらかを取ります。
一つは、スラスト法を行う場合。
これは手っ取り早いですね。
問題は後方回旋がとれても可動性制限が改善しないことがある、という事です。
その時は、ここでは述べませんが、師匠に習ったオステオパシー直接法に従った方法を前後に行います。
もう一つは、間接的な手法。座位で両側の腸骨をつかみ、動きやすい方向に少しずつ持って行きます。
動きやすい方向は患者さんの身体に聞きます。決して自分の動かしたい方向に持って行ってはいけません。
これ以上動かないなと感じたところまでくると手を止めます。
しばらくすると、元に戻ろうとする力が働いてきますので、それに従い、手を動かします。
これでだいたい腸骨の後方回旋と遊びの減弱は回復しています。
お願い!クリックを!↓
片側だけの場合が多いようですが、両側に見られる場合があります。
このときに問題にしなければならないのは、仙腸関節の可動性制限があるかどうかです。
関節にはそれぞれ特有の「遊び」がありますが、それが減弱していると、異常と言えます。
たとえ後方回旋していても、その方の仙腸関節に充分な遊びがあればそれほど問題ではありません。
問題なのは腸骨後方回旋がありなおかつ仙腸関節の可動性制限が見られる場合です。
僕の場合、治療には2つの方法のどちらかを取ります。
一つは、スラスト法を行う場合。
これは手っ取り早いですね。
問題は後方回旋がとれても可動性制限が改善しないことがある、という事です。
その時は、ここでは述べませんが、師匠に習ったオステオパシー直接法に従った方法を前後に行います。
もう一つは、間接的な手法。座位で両側の腸骨をつかみ、動きやすい方向に少しずつ持って行きます。
動きやすい方向は患者さんの身体に聞きます。決して自分の動かしたい方向に持って行ってはいけません。
これ以上動かないなと感じたところまでくると手を止めます。
しばらくすると、元に戻ろうとする力が働いてきますので、それに従い、手を動かします。
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