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按摩

按摩で咳を止める

頑固な咳が続くと、体力を消耗します。また咳が粘膜を痛めていっそう咳が続くという悪循環を繰り返します。

鎮咳に使う経穴は、中府、尺澤、豊隆の3つが主です。

そのうち、豊隆は痰があるときに使います。脾の働きが低下したときに痰は生成されやすいので、補法として圧迫を加えます。

もちろん豊隆は足陽明胃経に属する経穴ですが、脾胃は同等に扱いますので、補法を行います。

中府、尺澤は、左回りに瀉法として輪状揉捏を加えます。肺の機能過亢進で咳が出るのですから、機能を落ち着かせなくてはなりません。そのため瀉法を用います。

輪状に、数十回、場合によっては百回以上揉捏を加えます。

緊張が解け圧痛が寛解するまでです。

その他、気舎、気戸、華蓋、だん(月+壇の右)中などを使います。

もし肝に問題があれば期門、脾に問題が強ければ、章門や中かん(月+完)を用います。

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