合谷の作用でもっともよく使うのは、発汗作用を生かしたものでしょう。
合谷は陽明に作用して、熱を外に出そうとする作用があります。その結果、大陽に働きかけ、理を開いて汗を出そうとします。
薬でいうと、葛根湯の作用の一部ですね。
ですから、比較的体力があり発熱があり汗が出ないというとき、この合谷に鍼をすると汗が出て解熱します。もちろん、按摩でも用います。
このような病症の時に合谷とともに用いる経穴は、大杼、足三里、大淵などでしょうか。もちろん、詳しい病症によって配穴は変えます。
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