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肩こり

肩こりと姿勢

ペタしてね

肩こりを治すのに、肩だけ治療していてもなかなか治らないのはいうまでもありません。確かに適切に肩を触れば一見寛解したかに見えますが、本当に治ったことにはなりません。その証拠に、早くて何日か、遅くても数週間もすれば再び凝ってきます。

これは肩こりの原因に対処していないからです。

肩こりの原因は、姿勢に多く起因します。

腰を丸くして骨盤を後傾させた姿勢で座っている人。重心が後ろにいく分頭を前に出さざるを得なくなります。その結果、頚胸移行部で脊柱を前屈させてしまいます。頚胸移行部では大きく負担がかかり、関節の可動性はなくなり、ちょうど大椎、大杼を中心に(ぼくは背部督脈、膀胱経は一つずつ上に取ります)硬く緊張してしまいます。

これが昂じると肩こりになってしまいます。

従って、肩こりを治すためにはまず姿勢指導が大切です。その上で正しい姿勢ができるように治療を加えていく必要があります。

患者さんの姿勢が正しくなければ、いくら治療をしても無駄なのです。

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