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今日の関西セミナー

ペタしてね

今日の関西セミナー、触診では脈診の基礎を行いました。正確に手関節の脈を調べるにはどうすればいいか、あるいは基礎的な脈の形は何かを練習しました。

加えて、全身の動脈拍動を触診。続けて応用ですが、蝶形骨の動きを触診しました。

蝶形骨と後頭骨の間において、律動的に動きがあります。この動きの結果、蝶形骨は上下に動きます。この動きは非常に小さなもので目には見えないくらいのものですが、この触診を練習しました。

鍼などにおいて得気を施術者が感じるのに、この蝶形骨の微細な動きの触診は非常に役立つように思います。蝶形骨の動きがわかる人は、得気もよくわかります。

鍼の初級では直刺し気を得たところで止めるという練習をしましたが、この気を得る、得気を感じ取るというのが初級者には難しい。それを達成するための練習の1つです。

鍼の中級では背部兪穴触診と刺鍼をしましたが、この際の取穴と得気を感じるのにも、蝶形骨の触診練習が役立つように思います。

もちろん、按摩の初級においてもそうです。今日は、肩上部の線状揉捏を練習しましたが、筋をとらえその感覚をつかみ取るための触診力の向上にも役立ちます。

按摩の中級は…。参加者独自に蝶形骨触診の練習をしてました。今日の手技練習の予定にはなかったんですが…。

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