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按摩

古方按摩なんて存在しない

古方按摩という用語を使う人がいます。

現代の按摩と古くに行われている按摩は違うという主旨なんでしょうが、では、「新法」按摩というのは存在するのでしょうか。

明治時代に入り、ヨーロッパのマッサージが入ってきました。その手法が按摩に似通っていたものがあったもので、その両者は混合してしまいました。それを新法というのでしょうか。

では、古法とは。

どうも、按腹図解のものを指しているようです。

でも按腹図解に書かれている手技、調摩も解釈も利関も、名称こそ使っていませんが今の按摩でも普通に行われています。

すなわち、「古法」按摩というものは、単なる意味のない造語なんです。

按摩は按摩。でも、マッサージとごっちゃになってしまっています。

本当の意味での古方按摩は、東洋医学に基づいたものと思っています。これは按腹図解の時代でもかなりいい加減になってしまっていると考えています(按腹図解自体に按摩の手技が乱れていると書かれています)。

東洋医学に基づいた本当の「古方按摩」−その用語が適切といえるなら−は、研究を行い発見していかなければならないでしょう。

セミナーでは、その作業を20年以上行っています。

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