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経穴

天柱

天柱(てんちゅう)は、後頭部、首筋の筋肉を上にたどり骨に当たる手前、筋肉の外側にあります。

頭痛、頭重などでよく使う経穴です。

頭痛などとともに、目の疲れ、のどの腫れ、鼻づまり、めまい、肩背痛などがあるときに、圧すると痛みがあるなどといった反応がよく出ます。

専門的にいうと、心熱を瀉し、神を安寧させるのに役立ちます。東洋医学では、心は神を宿るとされています。神とは精神のことです。心に熱がこもるとその神の状態が悪くなり、頭痛などとともに、様々な症状が出てきます。上述の症状とともに、精神が鬱々してきます(鼻づまりしたり肩こりを起こすとなりますね)。これは、心に熱がこもった証拠です。

のどの痛みの時には、天柱に加えて、風府(ぼんのくぼの上の際)、合谷(親指と人差し指の付け根の手の甲側)、内関(腕の手のひら側、手関節から指の幅3本くらい肘寄り)などを使います。

鼻づまりには、天柱に加え、迎香(小鼻の横)などを使います。

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