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治療

手首の痛み

以前手首の痛みについて書きました。

手関節とは離れた遠隔部に原因がある場合も多いこと。

手関節の場合は、手根骨に問題がある場合があること。

今回は、もう少し具体的に書きます。

手のひらをつけて痛いときのほとんどは、手根中央関節に問題があります。8つある手根骨の真ん中にある関節で、掌屈、背屈の時に動きます。この関節の生理学的可動域に制限が生じたときに、痛みが出てくることが多いんです。

治療は、手根中央関節の両端を手関節で保持し、可動性のない方向に生理学的な動きを考えて5秒程度断続的に圧を加えます。ほんのわずかな圧です。

僕のオステオパシーの師匠は微弱な振幅を加え大きな威力を発揮しますが(Dr.メンネルの手法)、持続的な圧でも効果があります。

橈屈、尺屈して痛みがあるときは、痛いところの手根骨の可動性が減弱しています。

その場合は、その手根骨に指腹を当て、可動性の高い方に少し動かします。直接動きが悪い方向に動かすのではなく、あえて動きのいい方向に動かす間接的な手法ですね。しばらくすると、元に戻ろうとする力を感じますので、それに従いゆっくりと戻します。これで治療は終了です。

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