ほとんどの場合刺しますが、まれに刺さずに鍼を行うことがあります。
刺さない鍼も、大抵はてい鍼を使いますが、通常使う刺す鍼、つまり毫鍼(ごうしん)を利用することもできます。
鍼先付近をつまんで、所定の経穴に鍼尖を当てます。
補法の場合はそのまま。よく経脈に沿って斜めにする人もいますが、僕はあまりしません。仮に斜めにしたとしてもごくわずかです。
しばらくすると、鍼に暖かさが伝わってくるか、組織が充実するのがわかります。そのようになると静かに鍼を離します。
痛みのある部位、局所的な緊張のある部位には、ちょんちょんと突っつくように使います。これもよく効果を現します。
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