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治療

圧痛点と発痛点

正確に言うと、押さえて痛いところには、圧痛点と発痛点があります。

圧痛点とは、Tener Pointのことで、圧してもその部位に痛みが限局しています。

発痛点とは、Trigger Pointのことで、圧すると、痛みは放散します。

本来はこの両者は区別して考えないといけないんですが、Trigger Pointのことを圧痛点と思っている人が多いようです。

圧痛点は、オステオパシーで行うストレイン・カウンターストレインという手法でよく用います。発痛点もオステオパシーで応用されることがあります。

これら圧痛点も発痛点もその痛みに惑わされると、治療を間違えることがあります。

痛みに惑わされてそこに鍼をしたり押さえたりすると、かえって症状が悪化することすらあります。

要は方法なんですが、押さえて痛みのあるところが悪いところとは限らないということです。

痛みに惑わされるな。

治療の鉄則です。

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