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セミナー

触診の練習は常にしてほしい

セミナーでは、東洋医学的な理論、解剖学、時に生理学、もちろん技術的なこと様々なことを指導しています。おそらくその内容と質は、我が国最高最大ではないかと自負できるくらいではないかと思います。


でも、それと参加する皆さんの上達度は必ずしも比例しません。ゆっくりゆっくり上達する人もいれば、グンと上達してある点でぴたっと止まる人もいれば、なかなかうまくならないけど突然上達し始める人もいればと様々です。また、中には、思いどおりに上達しない人もいるのも事実です。


上達する人しない人と様々ですが、その中でもやっぱりこつこつ練習してほしいですね。全く上達しない人には特徴があって、セミナーでは熱心なんですが、日常で全然それを生かしていない人。普段練習も臨床に生かしたりもしない人。この人は上達しません。


少なくとも、触診の練習は大切です。


私の教えるセミナーの特徴は触診を重視することも一つにあるんですが、この触診を常日頃心がけているかどうかで、ずいぶん変わってきます。


何せ触診の練習なら、別に人がそばにいなくても、何かを触れることでいくらでも練習できますものね。


リンゴを触れることによって、そのリンゴの果皮、その下の肉質がどのようになってるのか、心の部分はどうなのか…。電車のつり革を持つことによって、前に持っていた人のぬくもりの残り具合はどうか、プラスチックの肌触り、細かな傷の具合はどうかなど…。

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