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マッサージ
強擦法
セミナーでは、全般的に撫でることを言う時、軽擦法、強擦法とわけずに単に摩擦と読んでいます。特に按摩をする場合、軽擦法、強擦法というのは用語としておかしいと考えるからです。
でもマッサージを考える場合、強擦法は重要です。英語では Friction
またはRubbingですね。ちなみに軽擦法はSoft Frictionというのが普通です。
さて強擦法は、病的な滲出物を流したり、瘢痕組織を寛解させるのに用います。
手法は、一般的にはうずまき状強擦と、螺旋状強擦です。
でもぼくは螺旋状強擦を習わず屋瓦状(おくがじょう)強擦と習いました。
手法も違います。螺旋状強擦のことを別名、屋瓦状あるいは屋根瓦状というのが普通なんですが、ぼくの習った方法はらせん状ではありません。グイッと母指頭を押して瘢痕を潰し、そのまま指腹を母指等から関節の方まで回すように押し付けながら流すという方法です。ちょうどこのほうが、屋根瓦を葺くように見えますね。螺旋を描くように行う方法は屋根瓦状と言わずに素直に螺旋状といったほうがわかりやすいような気がします。
さて、病的滲出物や瘢痕をどのように見つけるかです。多くは関節付近の皮下組織や腱の部分にあります。
すっとなでて見ると、わずかに凸凹したような感じ。あるいは、固く広がるように膨らんだ感じ。周囲の組織の延長線上のような滑らかさがない感じ。そのような異物感が病的滲出物であり瘢痕です。
まず、軽擦をします。滲出物などを流しやすくする前段階です。
次に強擦です。
屋瓦状の場合、その目的の上に母指頭をぐいっと押し当て潰すようにします。潰れたと感じたらそのまま指腹を滑らすように流します。
うずまき状(そういえばぼくは渦紋状と習いました)は、円を描くように強く指を押し当て徐々にその円を狭くし、最後に目的の部分を押しつぶし、そのあと、指腹で流します。
どちらも痛いです。しかも後で炎症を起こしやすいです。
それを防ぐために、あるいは剥がれた病的滲出物や瘢痕を流すために、そっと静かに軽擦を行います。そうすると、炎症は静まり、最初に感じた異物がなくなっています。
でもマッサージを考える場合、強擦法は重要です。英語では Friction
またはRubbingですね。ちなみに軽擦法はSoft Frictionというのが普通です。
さて強擦法は、病的な滲出物を流したり、瘢痕組織を寛解させるのに用います。
手法は、一般的にはうずまき状強擦と、螺旋状強擦です。
でもぼくは螺旋状強擦を習わず屋瓦状(おくがじょう)強擦と習いました。
手法も違います。螺旋状強擦のことを別名、屋瓦状あるいは屋根瓦状というのが普通なんですが、ぼくの習った方法はらせん状ではありません。グイッと母指頭を押して瘢痕を潰し、そのまま指腹を母指等から関節の方まで回すように押し付けながら流すという方法です。ちょうどこのほうが、屋根瓦を葺くように見えますね。螺旋を描くように行う方法は屋根瓦状と言わずに素直に螺旋状といったほうがわかりやすいような気がします。
さて、病的滲出物や瘢痕をどのように見つけるかです。多くは関節付近の皮下組織や腱の部分にあります。
すっとなでて見ると、わずかに凸凹したような感じ。あるいは、固く広がるように膨らんだ感じ。周囲の組織の延長線上のような滑らかさがない感じ。そのような異物感が病的滲出物であり瘢痕です。
まず、軽擦をします。滲出物などを流しやすくする前段階です。
次に強擦です。
屋瓦状の場合、その目的の上に母指頭をぐいっと押し当て潰すようにします。潰れたと感じたらそのまま指腹を滑らすように流します。
うずまき状(そういえばぼくは渦紋状と習いました)は、円を描くように強く指を押し当て徐々にその円を狭くし、最後に目的の部分を押しつぶし、そのあと、指腹で流します。
どちらも痛いです。しかも後で炎症を起こしやすいです。
それを防ぐために、あるいは剥がれた病的滲出物や瘢痕を流すために、そっと静かに軽擦を行います。そうすると、炎症は静まり、最初に感じた異物がなくなっています。