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マッサージ

関節拘縮

片麻痺に伴ってなどで関節拘縮が起こることがあります。

初期に適切なリハビリを行っていると拘縮はかなり防げるのですが、うまくリハビリが進まなかったり(患者さんのリハビリへの意欲も相当関係します)、何らかの要因でリハビリができなかったりすると、関節拘縮を起こす確率が高くなります。

拘縮を起こすと、実はマッサージでも改善を図ることは容易ではありません。

しかし、全く無理というわけではありません。できる限りQOLをあげることがマッサージの役割となります。

まず拘縮を起こしている関節の形状を確認すること。関節を動かしたとき、骨の両端はどのように動くのかを考え、関節腔内の可動性を改善させるようにします。直接的に運動を加えてもいいですし、難しいですが、動きやすい方向を見つけてその方向に動かすことにより、結果として拘縮を緩解させるように持って行くことも可能です。

次に行えることは、緊張している筋をほぐすこと。柔らかい揉捏、圧迫を繰り返します。強い圧力の手技は逆効果です。

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