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セミナー

今年7回目の第2日曜日セミナー

先日の日曜日は、今年7回目の第2日曜日セミナーでした。

わざわざ今年7回目と断るのは、1年を1単位として組んでいるからです。1年間参加して、一定の実力が身につくと言うスタイルを取っています。

さて、東洋医学的な腹診について行いました。東洋医学的には心窩部を心、その下を脾、小腹(下腹)部を腎、左少腹(腹部の外側)を肝、右少腹を肺と配当して考えます。

それらの部位の力のない所を触診し、補法を行うという練習です。

皮膚と皮下組織の部位を見ます。それ以上深くは見ません。これがコツです。

いわゆる積聚では、腹部の緊張や硬結を見ますが、あれはどちらかというと胃腸の緊張、腸間膜の緊張ではないかと考えています。

ですから今回の触診では積聚は関係ないですね。

按摩マッサージ中級では、腹部の施術について行いました。腹筋というのは外層から外腹斜筋、内腹斜筋、腹横筋と存在しますが、それぞれに注目しながら行うというものです。これらの筋、及び筋膜は、腹部のみならず、上肢帯、鼠径部、大腿部、腰部など広範囲に影響を及ぼします。これは解剖学を考えると自ずと理解できることです。

鍼灸中級は、背部の刺鍼です。背部の諸穴各々のひびき方、反応を見極めながら刺すと言うこと。この稽古が総合的にどのような結果を身体にもたらすかを見るという事につながります。それに気づいていただきたいと願いながら行いました。

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