ブログ

ブログ
東洋医学

四角錐五行図

このテーマは、図解にしないとものすごくわかりにくいと思うんですが、手元に適当な図解を作るソフトがないものでごめんなさい。

五行図というのは、五角形ですね、普通。

木、火、土、金、水の5つを五角形の角に配置し、その関係を描いたものです。一つずつ隣の要素に移り行くのが相生関係。一つ飛んだ要素に移り行くのが星形の相克関係。

これを五蔵に当てはめると、木ー肝、火ー心、土ー脾、金ー肺、水ー腎となります。

昨日、machiyaneko先生とツイートでやりとりしてた際、十字型があるはずだという話が出ました。

十字の中央に土である脾を配置し、四方に肝、心、肺、腎を配置したものです。

脾の働きを中心として考えると、このような十字になりますが、相生、相克関係を書き入れると、至ってわかりにくい図になります。

machiyaneko先生が撃沈した後(つまり、酔っぱらってツイートしてたので寝てしまった)、一人でモレスキン手帳とペリカンのスーペレーン600万年筆片手に考えました。

ひょっとすると、十字型を2次元で考えるからうまく関係を結べないのではないか。

そこで考えました。

脾を頂点にし、下方に四角を描きます。その四角のそれぞれの角に、肝、心、肺、腎を配当します。

肝から心は隣同士ですので線を引くと相生関係を表せます。心から頂点の脾に上向きに線を引くと同じく相生関係です。頂点の脾から肺に下向きに線を引くとやはり相生関係です。肺からは隣の腎に向けて線を引くとやはり相生関係です。最後の相生関係は、腎から隣の肝に引く線です。

余った線があります。これらの線は、相克関係を表すことができます。

四角のうち肝から頂点の脾に昇る線、頂点の脾から四角のうちの腎に降りる線があります。これらは相克関係ですね。

そして、腎から対角上にある心に行く線。ちょうど四角を横切る線です。

心から隣の肺に行く線。これも相克関係です。肺から対角上の肝に行く線も相克関係を表します。

つまり、四角錐のそれぞれの角を結ぶ線と底面を十字に横切る線の10本の線で、相生関係、相克関係のすべてを描くことができるのです。


RECOMMEND