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セミナー

セミナーでの鍼

鍼の勉強会とかセミナーはたくさんあります。

では、臨床伝統医療研究会の鍼はどのような内容なんでしょうか。

たまには紹介しないとね。詳しくはホームページをご覧いただくか、お問い合わせを。

1,鍼管を使いません。鍼管を使うと、鍼を刺した瞬間の感覚がわかりにくいですね。瞬間の感覚を大切にしたいので、鍼管は使いません。

2,あらゆる角度から診察をしますが、特に切診(触診)を大切にします。診察は脈診だけではありません。皮膚の状態、皮下組織の状態、筋の状態、骨の状態などの解剖学的状態、経穴の状態、経脈の状態といった気血の状態など、様々なものを切診します。

3,脈を診て五行穴を補瀉する方法、多少は行いますがこれに拘泥しません。あまりにこれに頼りすぎると、木を見て森を見ないという状態になりがちだと考えます。

僕は、心虚は存在すると考えています。心虚イコール神の欠如ではありません。心虚になって神の働きは弱ってもなくなるわけではありません。いわゆる経絡治療との違いですね。

また、経穴にはそれぞれ効能があります。中国では穴性といいますね。もちろんこれも重視しますが、それだけではなく、解剖学的・生理学的見地からも治療を行います。ですから、解剖学的な触診が欠かせません。

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