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歪みと可動性

適切な用語がないので、オステオパシー用語を使う事をご容赦ください。

関節における歪みがあるとします。

例えば胸椎において右側弯していたとします。その場合、右方向のほうが動きやすく、左方向への動きは制限があります。

但し、これはあくまでも「通常は」です。

この関節腔内の動きには、二つの段階があります。

最初は、動かして行くとふっと止まる位置。関節包や靭帯や筋などが制限を加えるため止まります。これを生理学的限界といいます。

さらに動きを加えていくと、それ以上は動かない点まできます。関節面が制限を加えたり、靭帯や関節包がそれ以上伸びないというところです。ここは、カチッと止まります。この可動性の限界を解剖学的限界といいます。

問題は生理学的限界で、動かしはじめてから生理学的限界に至るまでの距離が通常より短ければ、その関節には何らかの機能障害があるといえます。

極端な事をいうと、歪みが外見上なくても、可動制限がいずれの方向かにあることもあります。

ですから、歪みにだけとらわれていてはいけません。

重要なのは関節腔内の可動性であり、歪みではありません。

歪んでいても、生理学的限界に問題がなければ、その部位の機能障害はないでしょう。

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