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膝痛

小学生の膝痛

小学生で膝が痛いという方がいらっしゃいました。

サッカーをしているとのこと。

特に打撲をしたというわけではなく(というか、打撲はしょっちゅうの方が正しいですね)、走っていると痛くなるという症状。

仰臥位で見てみると、痛い方の膝がやや屈曲しています。痛くない方もわずかに屈曲位になっています。

膝窩筋膜の緊張を見ましたので、最緊張部に持続圧迫を行いました。この方法は最初10秒ほど痛いですが、その後筋膜緊張がゆるむにつれ痛みはなくなります。

場合により膝窩筋の緊張や、半月の後方変異にこの手技を使うこともあります。

膝下筋膜の緊張を寛解させると、膝の屈曲位がほとんど改善しました。

しかし、足関節が内返し様になっています。また脛骨の稜線が自然な弯曲をせずまっすぐになっています。

そこで脛骨の両端を持ち、遠位端を稜線の弯曲を作るようにひねります。


特にお子さんの場合骨が柔らかいので、これだけで脛骨の稜線は変化します。

自然な弯曲ができたのを確認し、足関節を見ると、内返し様が正常に近くなっています。

その後、骨盤、腰椎を含めた背骨、その他全身の諸器官を調整して治療終了。

このお子さんの場合、立位にすると、上半身を反らせる癖があります。

この癖を直すように指導しました。

上半身が正常な角度になると、膝の屈曲位は改善します。膝が屈曲位になるのは、上半身が反るために身体のバランスが崩れ膝を曲げようとするからなんです。

その後、姿勢に気をつけていれば膝の痛みは出ません。

姿勢が反ったようになると、再び膝が屈曲位になり痛みが出ます。

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