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按摩

学校による線状揉捏の違い

線状揉捏は、按摩でもっともよく行う揉捏です。

筋線維に対して直角に、その筋線維をこりこりとさせるように揉む方法です。

太田晋齋の按腹図解における「解釈の術」そのものですね。

この線状揉捏も学校によって微妙に違いますね。

僕の出た行岡では、直線に動かしますが、関西医療学園では、わずかに輪を描くように線状に動かすみたいです。

組織に対する優しさでは、関西医療学園の方法の方がいいと思います。

いずれにせよ、線状揉捏は、筋組織に強い外力を加えます。

マッサージでいうと、強擦に当たります。

ですから、これをあまり多用するのはよくないでしょう。

多用すると、筋の炎症を起こして、いわゆる「揉みおこし」を起こしてしまいます。

筋の緊張を和らげるのには有効ですが、この線状揉捏の前後に、摩擦、あるいは圧迫を必ず加えることです。

そのようにすれば揉みおこししません。

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