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のどに痰が絡む

のどに痰が絡む、のどの異物感がある。そのような症状は案外多く見受けられるようです。

治療は、脾と肝を主とします。

脾は、飲食物から気と水を取り入れ、身体に合うものに作り替えます。水は、体内では津液になります。

ところが、脾の働きが低下すると、水を作り替える機能も低下して、痰飲(水毒)が発生します。

それに加えて肝の変動が起きると、陽気が上って熱が上にこもるようになります。

足厥陰肝経はのどのところを通りますので、そこに痰が停滞する形となります。

治療は、中かん(月+完)、章門に鍼をして脾胃を調え、足三里に刺してさらに胃の働きを調えます。

豊隆は古来痰を改善するのによく使う経穴です。鍼でも灸でもいいでしょう。刺してひびかせるようにします。

局所的には、廉泉、天突、天鼎、気舎などのうちから病的反応のある経穴を探し、鍼を行います。

僕の場合は、それらに加えて、百会や会(しんえ、しんの時はパソコンで出るんだろうか)、神門に鍼をして、精神状態を落ち着けます。

時には(というか結構多いようですが)、鼻が悪くて鼻汁がのどにたまり、同様の症状を起こすことがあります。その場合は鼻の治療を行います。

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