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按摩・マッサージ

マッサージでスラストをする

スラスト法、要するに関節をボキボキさせる方法ですね。

このスラスト法は結構古くから行われています。本来マッサージの手法ではありませんが、付随して行う人もいるようです。

別に按摩やマッサージの中で、スラスト法を用いてもかまわないと僕は思います。

ただし、スラスト法の目的がはっきりしていれば、の事ですが。

治療的意味もなしにただボキボキしている人もいるように思います。

それでは意味がありません。

ではスラスト法の目的は何でしょうか。

大きくは、関節の変位を改善するというもの。

ただ、関節の変位だけに注目して行うのはどうでしょうか。

変位があっても、機能障害がなければ問題はないのではないでしょうか。

簡単にいうと、その関節に変位があり、しかも関節腔内の可動域制限があるときに限り、スラスト法が有効です。

さらにいうと、ボキボキ音がしなくても効果があります。音がするのはスラスト法のおまけみたいなものです。

「的確に目的の関節にコンタクト」して、「もっとも適切な方向」に瞬時に「適切な距離だけ」動かすことが重要です。

実は、きちんとコンタクトして正確に動かせば、瞬時にしなくても形だけ作るだけでもボキッと音がすることがあります(でも音がするのはあくまでもおまけ)。

無理やりボキボキさせる人がいますが、それは正しいスラストではありません。

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