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触診
肩甲挙筋の触診
肩甲挙筋は、肩こりの際によく治療を行う筋ですね。
肩こりは僧帽筋の緊張とよく言いますが、これは間違いだと思います。僧帽筋の緊張よりも、肩甲挙筋、あるいは斜角筋の緊張の方が多いでしょう。
昔テレビでしていて偽データで転けてしまった「あるある大事典�U」では、肩甲挙筋はマッサージでは触れないという偽情報を堂々と流していたのを思い出しましたが、そんなことはぜったいにありません。普通に施術する筋です。
さて、普通に施術するためには肩甲挙筋がどこにあるのかがわからなければなりません。きちんと触診できなければならないんです。
肩甲挙筋は肩甲骨上角に起始します。肩甲骨上角は、僧帽筋の深部にありますので触れがたいかもしれません。でも正確に触診できなければなりません。優れた触診力を持つ人は、軽く触れただけで上角を正確に探し出すことができます。グイグイ押したり揉んだりして触診してはなりません。
肩甲挙筋は、上位4頸椎の横突起に停止するのですが、その間、ちょうど頚部と肩上部の境目あたりで角度を変化させます。
肩甲骨上角からたどっていくと、この角度がよくわかります。
圧迫を行う際には、この角度の違い、すなわち肩甲挙筋の位置関係をしっかりと確認しなければなりません。
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肩こりは僧帽筋の緊張とよく言いますが、これは間違いだと思います。僧帽筋の緊張よりも、肩甲挙筋、あるいは斜角筋の緊張の方が多いでしょう。
昔テレビでしていて偽データで転けてしまった「あるある大事典�U」では、肩甲挙筋はマッサージでは触れないという偽情報を堂々と流していたのを思い出しましたが、そんなことはぜったいにありません。普通に施術する筋です。
さて、普通に施術するためには肩甲挙筋がどこにあるのかがわからなければなりません。きちんと触診できなければならないんです。
肩甲挙筋は肩甲骨上角に起始します。肩甲骨上角は、僧帽筋の深部にありますので触れがたいかもしれません。でも正確に触診できなければなりません。優れた触診力を持つ人は、軽く触れただけで上角を正確に探し出すことができます。グイグイ押したり揉んだりして触診してはなりません。
肩甲挙筋は、上位4頸椎の横突起に停止するのですが、その間、ちょうど頚部と肩上部の境目あたりで角度を変化させます。
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