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マッサージ

斜角筋マッサージの一つの方法

斜角筋にマッサージを行うとき、僕は患者さんを仰臥位にして行います。たまに側臥位でも行うこともありますが最近はしません。

通常は前、中、後斜角筋を意識しながら、また腕神経叢に刺激が行かないように注意しながらするんですが、たまに違う方法をとることもあります。

それは、母指を前斜角筋と中斜角筋にかかるように当て、そのまま圧迫する方法。

両側いっぺんにします。

圧の入れ方にコツがあります。

患者さんの吸気の時には斜角筋は緊張しますので圧は一定にし、呼気の時には圧を筋緊張の弛緩に従って入れます。次の吸気の時にはその圧を維持し、さらに次の呼気の時には圧を筋緊張の弛緩に伴って入れます。

このようにすると、まるで筋が溶けるようにゆるんでくるんです。

患者さんの呼吸がつかめない人、うまくいかない人は、患者さんに深呼吸をしてもらうとうまくいくでしょう。

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