頭蓋と同じく仙骨部位からの神経には副交感神経が含まれています。
そのため仙骨の何らかの異変は、副交感神経の働きを乱すことにつながる可能性があります。
鍼で仙骨を調整するためには、仙骨の変位をまず見ます。変異には横軸によるもの、縦軸によるものがありますが、中には斜めの軸が存在することもあります。時には、上位仙骨と下位仙骨でねじれが生じているときもあります。
次に、可動性を調べます。仙腸関節の可動性です。
この両者を見れば、周囲の靱帯の状態がおおよそ判断できます。
鍼をするときには、靱帯に行い、可動性、変位を改善させます。そのことにより、副交感神経へアプローチします。
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