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マッサージ
横隔膜のマッサージ
横隔膜は皆さん忘れがちなんですが、人体機能に関して大きな役割を果たしています。
まずいえる大きな機能は呼吸に関してなのはいうまでもありません。吸気の際は収縮し腱中心が大きく下がることにより胸郭が拡張します。その結果胸腔が陰圧になり肺に大量の空気が取り入れられます。呼気の際は弛緩し研究心が上がることにより胸腔は陽圧にあります。その結果肺からの二酸化炭素などを含んだガスが外に排出されます。
ついでにいうとこの横隔膜の運動の際に同時に働くのは、斜角筋群と腹部筋です。斜角筋群は、第1肋骨と第2肋骨を吸気の際に引き上げます。腹部筋は、呼気の際に下肋部を引き下げます。それぞれ吸気と呼気に役立っているのです。
さて、横隔膜ですが、呼吸の際に活躍するだけではなく、吸気の際に胸腔内を陰圧にし腹腔内を陽圧にすることにより、静脈血とリンパの還流を促します。その結果心臓の働きを補助する役割も持っています。
もうひとつ重要なのは、固有背筋、骨盤底部筋とともに、腹腔内圧を一定に保っているということです。一定の腹腔内圧は、腰への負担を補助し、腰部の問題を解消する働きがあります。
さてこのような横隔膜ですが、治療の目的は、円滑に動くようにすること、そのために適度な柔らかさを保ち疲労をためないようにすることです。
種々のマッサージの手法がありますが、ここでは二つ紹介します。
まず患者さんには仰臥位になってもらい深呼吸をさせます。
施術者は両母指腹を下肋下際に当て、吸気時にはその動きに合わせ、呼気とともに下肋後際に母指を押し込みます。
これを繰り返すことにより、順調な呼吸に伴う横隔膜の動きを作り出すとともに、横隔膜の疲労を取り去ります。
もうひとつの方法は、患者さんの呼吸に関係なくマッサージを行う方法です。左右の横隔膜を別々にマッサージします。
片手でどちらかの下肋前側を固定し、もう片手の四指を下肋下際に当てます。四指頭で横隔膜を押さえるのですが、コツは、下肋前側を固定した手掌を下に動かすことにより横隔膜を下げることです。四指はあまり動かしません。四肢を動かさずに横隔膜を他動的に下げることにより、結局のところ横隔膜を圧迫します。このようにした方が、痛みや抵抗なく横隔膜を圧迫することができます。
片方を数度行うともう片方を行います。
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まずいえる大きな機能は呼吸に関してなのはいうまでもありません。吸気の際は収縮し腱中心が大きく下がることにより胸郭が拡張します。その結果胸腔が陰圧になり肺に大量の空気が取り入れられます。呼気の際は弛緩し研究心が上がることにより胸腔は陽圧にあります。その結果肺からの二酸化炭素などを含んだガスが外に排出されます。
ついでにいうとこの横隔膜の運動の際に同時に働くのは、斜角筋群と腹部筋です。斜角筋群は、第1肋骨と第2肋骨を吸気の際に引き上げます。腹部筋は、呼気の際に下肋部を引き下げます。それぞれ吸気と呼気に役立っているのです。
さて、横隔膜ですが、呼吸の際に活躍するだけではなく、吸気の際に胸腔内を陰圧にし腹腔内を陽圧にすることにより、静脈血とリンパの還流を促します。その結果心臓の働きを補助する役割も持っています。
もうひとつ重要なのは、固有背筋、骨盤底部筋とともに、腹腔内圧を一定に保っているということです。一定の腹腔内圧は、腰への負担を補助し、腰部の問題を解消する働きがあります。
さてこのような横隔膜ですが、治療の目的は、円滑に動くようにすること、そのために適度な柔らかさを保ち疲労をためないようにすることです。
種々のマッサージの手法がありますが、ここでは二つ紹介します。
まず患者さんには仰臥位になってもらい深呼吸をさせます。
施術者は両母指腹を下肋下際に当て、吸気時にはその動きに合わせ、呼気とともに下肋後際に母指を押し込みます。
これを繰り返すことにより、順調な呼吸に伴う横隔膜の動きを作り出すとともに、横隔膜の疲労を取り去ります。
もうひとつの方法は、患者さんの呼吸に関係なくマッサージを行う方法です。左右の横隔膜を別々にマッサージします。
片手でどちらかの下肋前側を固定し、もう片手の四指を下肋下際に当てます。四指頭で横隔膜を押さえるのですが、コツは、下肋前側を固定した手掌を下に動かすことにより横隔膜を下げることです。四指はあまり動かしません。四肢を動かさずに横隔膜を他動的に下げることにより、結局のところ横隔膜を圧迫します。このようにした方が、痛みや抵抗なく横隔膜を圧迫することができます。
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