高槻市役所近くのオステオパシー×鍼灸、げんき本舗治療院

この間鎖骨下動脈の話を書きました。

このように動脈の話を書くといったいそれはどこにある？という問い合わせがあったり、筋肉の話をするとその筋肉はどのように探すんだ？というがあったりします。

もちろん一般の方は解剖学的なことは素人ですのでわかりにくいことと思います。問い合わせがあって当然です。「家庭に一冊解剖学書」という人なんか滅多にいないでしょうし、「いやぁ、私の趣味は解剖学書を読むことなんです」という一般の方はまずいないでしょう。

ですからそのような問い合わせがあれば、できるだけ丁寧に文章でも通じるようにお答えすることにしています。

本当はブログでもわかりやすいように書けばいいんでしょうが、そうすると、説明文の方が長くなりすぎて本題が見えなくなる恐れがありますので、最小限の説明しかしないことにしております。

さて問題は、そのような専門的な疑問点に対して、どう考えても一般の方ではない鍼灸師や按摩師、マッサージ師の方と思われる方から問い合わせがあること。

中には解剖学が苦手な方とかもいらっしゃるでしょうからそれでもできるだけわかりやすくお答えしますが、その反面、内心「それくらい自分で調べろよ」といいたくなるのも本音です。

例えば鎖骨下動脈は腋窩動脈と名前を変えて腋窩に通りますが、当然動脈ですから腋窩で拍動があります。その拍動についてどこにあるのかという問い合わせがあったりする。それもプロらしき人から。

腋窩にある動脈ですから、腋窩中央付近を探れば必ず拍動がありますとお答えするんですけど、それくらい自分で調べてほしいですね。

人間誰でも腋窩は2つあるんですから、わからなければ自分で触ってみればすむことです。さらにそれを解剖学書で確認すればなお結構なことです。

「教えて君」のプロのあなた。そんなことではいつまで経っても本当のプロになれませんよ。

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