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身体
姿勢が悪いと治療もできない
今日のセミナーでは、正しい姿勢の話もしました。
患者さんに姿勢の指導をしなければならないのはもちろん、施術者自身も姿勢がよくなければいい治療ができないからです。
正しい姿勢では、骨盤は約11度の角度で前傾しています。これは座っているときも立っているときもそうです。
座っているとき、坐骨結節(殿部の骨の出っ張り)がいすに当たるのは間違いです。坐骨結節よりも前の部分が当たらなければなりません。
そうでないと、腰は後ろに丸くなり、椎間板に負担がかかります。
ひどければ腰椎のヘルニアを引き起こします。
立ったときは、そのままの角度の骨盤で、上半身は反ってはいけません。
ところが反ってる人が多いんですね。
上半身が反ると、腹筋を使わずに大腰筋という腰椎から大腿骨につながる腹部の奥深くの筋を緊張させます。
すると、腰を前に引っ張る力が強くなりすぎ、腰椎前弯がいっそう強くなります。
これを続けていると、大腰筋のみならず大腰筋を支配する腰神経叢領域の筋が慢性的に疲労し腰痛が出ます。
さらに、重心が後ろに片寄った分を膝で支えるため、軽度に膝を屈曲した形となり、長い期間を経て膝の変形をもたらします。
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患者さんに姿勢の指導をしなければならないのはもちろん、施術者自身も姿勢がよくなければいい治療ができないからです。
正しい姿勢では、骨盤は約11度の角度で前傾しています。これは座っているときも立っているときもそうです。
座っているとき、坐骨結節(殿部の骨の出っ張り)がいすに当たるのは間違いです。坐骨結節よりも前の部分が当たらなければなりません。
そうでないと、腰は後ろに丸くなり、椎間板に負担がかかります。
ひどければ腰椎のヘルニアを引き起こします。
立ったときは、そのままの角度の骨盤で、上半身は反ってはいけません。
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すると、腰を前に引っ張る力が強くなりすぎ、腰椎前弯がいっそう強くなります。
これを続けていると、大腰筋のみならず大腰筋を支配する腰神経叢領域の筋が慢性的に疲労し腰痛が出ます。
さらに、重心が後ろに片寄った分を膝で支えるため、軽度に膝を屈曲した形となり、長い期間を経て膝の変形をもたらします。
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