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小児鍼

よく考えたら、子供さんへの鍼についてあまり書いていないことに気がつきました。

子供さんといっても、小児鍼がもっとも効果が出るのは0歳から5歳くらいまでです。せいぜい7歳くらいですね。それ以上の年齢になると、手法が大人に対するものに変わってきます(ただし、刺しません。接触鍼です)。

小児鍼は刺しません。こすったり、突いたりして刺激を与える接触鍼です。

通称、虫鍼とかウサギ鍼という事もあります。

7歳くらいまでは経絡がはっきりしていませんので、治療は大人に対するのとは異なります。

ただ、井穴(指先の爪の付け根)に対しての接触鍼だけは必ず行います。

後行うのは、背部をこすり、頭を突っつき(大泉門に気をつけて!)、腹部をなで、手足をこすり、手のひらと足の裏も忘れずに、といったところでしょうか。

後は、症状によって変化させます。

僕の場合は、頭蓋オステオパシー手技を必ず加えますが、一般的には行われていません。

疳の虫、夜泣きから始まり、便秘、下痢、カゼ、成長不良、おねしょなど様々な症状に効果を発揮します。

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