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腰痛

ぎっくり腰でどこを刺すか

ぎっくり腰は、人によって原因が違いますので一概に言えませんが、だいたい次のような場所はよく使います。

1、腰方形筋
脇腹に近いところにある筋です。筋の上と下に圧痛が出ることが多いです。そこをめがけて治療を行います。

2、腸腰靱帯
第4、5腰椎横突起と腸骨稜(腰骨の後ろの広いところ)を結ぶ強力な靱帯です。

3、梨状筋
殿部にある筋です。

4、原因と思われるところ
ここを探すのがもっとも難しいんですね。触診力がものをいいます。場合によっては、あえてその部位を外すこともあります。外れた部位に治療を行うときの方が痛みが取れることがあるからです。

5、経脈上の経穴
脊柱起立筋という背骨の両側の筋に問題があるのでしたら外くるぶしの外側にある崑崙とか、それ以外の場合だと足の裏の内側真ん中へんにある公孫とか、その人のぎっくり腰に合わせて経穴を取ります。

その他、時には、大腰筋とか腸骨筋と行った深いところにある筋に問題が生じている場合があります。そのときは、オステオパシーでよく行われるストレインアンドカウンターストレインという手法を使うと容易に緊張が取れますので、それを行います。

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