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身体

疲労

ご本人が気づく、気づかないは別にして、とても疲労の溜まっている人がいらっしゃいます。

「何となくからだがつらい」

「朝起きるのがおっくう」

「仕事に集中できない」

「どこかしら痛い気がする」

「眠りが浅い」etc.

中にはうつ病と診断されたりする人もいます。

そのような人を拝見していると、2つのパターンがあります。

ひとつは、背中の筋肉、脊柱起立筋という背骨の両側の筋肉がとても緊張している。慢性的に緊張しているんです。この脊柱起立筋、特に背骨の中心の棘突起(背骨で触れる骨です)に一番近いところにある回旋筋や半棘筋などの緊張がひどい場合、交感神経が興奮してしまいます。

交感神経は自律神経のひとつですが、この神経が興奮しっぱなしになると、体が休めない状態に陥ってしまいます。

ですから、まず脊柱起立筋の緊張を解きほどくのが、疲労を取るカギとなります。

次は内臓です。

内臓をよく観察すると、固有の動きをしています。じっとしていても、一定のリズムで動いています。疲労が溜まるとその動きが悪くなり、いわば内臓が「硬くなる」状態となります。

もちろん内臓の動きが悪くなると、様々な点で身体に悪影響が出ます。

そこで内臓の動きを正常にしてやる必要があります。


「疲れていたんですね」

疲れがわからないほど疲れていた人は、一様におっしゃいます。

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