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ただの腰痛だと侮るなかれ〜時には重篤な原因が潜んでいることも
「最近、腰が痛くて…」 デスクワークや立ち仕事、家事や育児など、私たちの生活に「腰痛」はつきものです。「どうせいつもの筋肉疲労だろう」「歳だから仕方ない」と放置していませんか?
実は、その腰痛の陰には、ごくまれに「がん(悪性腫瘍)」という重大な病気が隠れていることがあります。今回は、いざという時に自分や家族を守るために知っておきたい「危険な腰痛のサイン」について分かりやすく解説します。
なぜ「がん」で腰が痛くなるの?
がんと腰痛は一見すると無関係に思えますが、主に以下の3つの理由で腰や背中に痛みが現れることがあります。
- がんの骨転移(こつてんい) 肺がん、乳がん、前立腺がんなどが背骨(脊椎)に転移して骨を壊したり、神経を圧迫したりすることで強い痛みが生じます。
- 血液のがん 「多発性骨髄腫(たはつせいこつずいしゅ)」など、骨髄でがん細胞が増殖する病気によって骨がもろくなり、痛みが出ることがあります。
- 内臓からの「関連痛」 膵臓(すいぞう)がんや腎臓がんなど、背中側に近い臓器にがんができると、脳が勘違いを起こして臓器の痛みを「腰痛」や「背部痛」として感じることがあります。
要チェック!見逃してはいけない「レッドフラッグサイン」
整形外科の世界では、重篤な病気(がんや感染症など)が疑われる危険信号を「レッドフラッグサイン(赤旗サイン)」と呼んでいます。以下の症状が腰痛に伴う場合は、要注意です。
- 安静にしていても痛い: 横になって休んだり、楽な姿勢をとったりしても痛みが全く引かない。
- 夜間に痛みが強くなる: 痛くて眠れない、夜中に痛みで目が覚めてしまう。
- 原因不明の体重減少: ダイエットをしていないのに、ここ数ヶ月で急に体重が減ってきた。
- 発熱がある: 風邪などの心当たりがないのに、微熱や高熱が続く。
- 足のしびれ・麻痺・排泄の異常: 足に力が入らない、尿や便が出にくい(または漏れてしまう)といった神経症状がある。
- 過去にがんを患ったことがある: 以前にがんの治療歴がある場合、数年経ってからの転移の可能性があります。
どうすればいい?焦らず、まずは受診を
「レッドフラッグサイン」に当てはまるものがあったからといって、「絶対にがんである」というわけではありません。重度のヘルニアや、背骨にばい菌が入る感染症など、別の治療可能な病気である可能性も十分にあります。
大切なのは、「いつもの腰痛と違う」「1ヶ月以上経っても全く良くならない」と違和感を覚えたら、自己判断で湿布やマッサージで済ませないことです。
まずは早めに整形外科を受診してください。レントゲンやMRI検査などを通して骨や神経に異常がないかをしっかり確認してもらい、必要があれば内科などの適切な専門科へ案内してもらうことができます。
腰痛の大部分(約85%以上)は、筋肉の疲労やストレス、姿勢の悪さなどが原因の「一般的な腰痛」ですので、必要以上に怖がることはありません。しかし、ご自身の体を守るために、「危険な腰痛のサイン」だけはぜひ頭の片隅に置いておいてください。
げんき本舗治療院では、腰痛を訴える方でどうも気になると言う方には、しかるべき整形外科を受診するようにお薦めしています。もし癌があれば、オステオパシーや鍼灸を行なってもほとんど効果が出ません。
大阪府高槻市の鍼灸オステオパシー | げんき本舗治療院


