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治療

筋違いを経脈で治す

何度か同じテーマで書きましたが、再度。

筋違い、寝違いというのは、どこが本当に痛むのかよくわからないものです。

むやみに押さえたり鍼をしたりしても、見当外れになったり、ひどいときはかえって痛みが強くなったりします。

そこで経脈の出番です。

痛むであろうところが、どの経脈が通るところなのかをまず確定します。これを間違えれば意味はありませんので、経脈の流れが不安な人(プロならわかってて当然ですが)は、よく確認してください。

たいてい、手太陽小腸経か足太陽膀胱経です。

いずれにせよ、四肢の圧痛点を探します。

手太陽小腸経の場合、腕骨、支正などに圧痛が出ることが多いと思います。足太陽膀胱経の場合、崑崙や金門などに圧痛が出ることが多いと思います。

按摩の場合は強く揉捏か圧迫を、鍼の場合はしっかりひびくように刺鍼を施します。

その前後に、経脈に沿って摩擦してやるとより効果的です。

按摩にせよ鍼にせよ、圧痛点にひびかせなければうまく効果は出ません。

その後、痛みを確認してみてください。

軽減しているはずです。

もし軽減していなければ、摩擦を増やす、違う部位に施術するなどを試みてください。

それでも寛解しないときは経脈を間違えているか、通常の筋違い以外の何らかの病変があるかです。

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