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病気

脾虚から来る胃熱の影響

脾虚になると、津液が不足します。これは胃から取り入れる水が不足するからです。逆に脾は、胃が腐熟(消化)活動を行うために津液を送ります。その津液が不足するため、胃は熱を帯びます。

津液が不足した熱ですので、この胃熱は虚熱ということができます。

ところが虚熱であっても、最初は食欲が増進します。すると、さらに胃虚熱が進みます。

これに対処するには、食事量を制限すること、水分を十分に取らせることです。

ただし、胃の水分吸収能力が落ちていますので、一気にたくさん水分を取るとかえってよくありません。

根底に脾虚もありますので、余った水が浮腫を起こしたり、痰飲に変化する可能性もあります。もちろん、胃にも水がたまり、膨満感、食欲不振などが生じます。

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