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治療

捻挫らしいときの注意

捻挫の鍼で書き忘れていましたが、捻挫の時には注意事項がいくつかあります。

腫れがひどいとき、内出血がひどいとき、長骨を長軸方向に圧して痛みがあるときなどは、靱帯の強度な損傷や骨折の可能性もありますので注意してください。

たとえば、足甲の捻挫だと思っている人を拝見したとき、実は中足骨の骨折だったと言うことがありました。

長軸方向に圧したら痛みが出ました。また内出血もあります。

レントゲンを撮るように指示したら、思った通り骨折でした。

膝を捻挫したという人がいました。

かなり広範囲で内出血がみられます。

検査を指示したら、膝蓋骨後面軟骨損傷でした。

また同様の膝の状態で、前十時靱帯損傷だったという人もいます。

ゴルフをして、脇腹を「痛めた」という人。

胸郭の痛みがあると思われるところを前後から手掌で圧してみると痛みが強く表れます。

検査を指示したところ、思った通り、肋骨の骨折でした。

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