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病気

転倒と頸胸椎移行部可動制限

頸胸椎移行部というのは、ちょっとしたことで動きの制限が起きます。

この間のセミナーでも皆さんに実感していただく実験をしました。

一つは、被検者の頸胸椎移行部にモニターとして四指腹を当て、上腕を水平に外転させます。そのまま、肘頭部を長軸方向に軽くつつきます。

もう一つは、同じように頸胸椎移行部に四指を当て、尾骨先端を上方につつきます。

つつく力は、3、40グラム。ごく軽い力です。

それでも、頸胸椎移行部にはその振動が感じられます(感じられない人は、まだ触診力がついていません)。

もし横に転んで肘をつけばどうなるか。もし尻餅をつくように転ぶとどうなるか。

数十グラムの軽い力でも振動が頸胸椎移行部に伝わるんです。

強い力が肘頭や尾骨部にかかると、すさまじい圧力が頸胸椎移行部にかかります。

その結果、頸胸椎移行部は、関節腔内の動きを失う恐れがあります。

転倒して頸部をぶつけたり捻挫しなくても、首の痛みや肩の痛みが出ることがあるのは、このせいなのです。

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