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マッサージ
肝臓のマッサージ
肝臓にマッサージを行うとき、当然肝臓の位置と組織を知っておかなければなりません。
肝臓は、右下肋部後際からわずかに左下肋部後際にかけて存在する大きな臓器です。
呼吸に伴う横隔膜の運動に従い上下に動くとともに、交互にローリングするようにわずかな自動運動が存在します。そのローリングの動きは、横隔膜下縁を滑るような感じです。
肝臓を触診するときには、その正常な動きがあるかどうかをまず調べなければなりません。特に自動運動はごくわずかな動きですので、注意深く調べます(触診力がないとまずわからないでしょう)。
マッサージを行うときは、その自動運動を助長させるように行います。ただ単に圧迫するのではなく、肝臓自体の動きを尊重すべきです。
次に、肝鎌状間膜を調べます。肝臓を2つに分ける中央にある膜で白線に伸びています(白線がわからない治療家は、もう一度解剖学を一から勉強しましょう)。
この肝鎌状間膜は意外と緊張を起こしやすく、緊張を起こす圧痛があります。
治療は緊張を取るように直接圧迫を加えます。僕は、すこし膜を引き延ばすように圧を加えます。
肝臓の後側から胆嚢が伸びていることを忘れないように。
胆嚢もマッサージの対象で、消化機能を助ける働きがあります。

お願い!クリックを!→
肝臓は、右下肋部後際からわずかに左下肋部後際にかけて存在する大きな臓器です。
呼吸に伴う横隔膜の運動に従い上下に動くとともに、交互にローリングするようにわずかな自動運動が存在します。そのローリングの動きは、横隔膜下縁を滑るような感じです。
肝臓を触診するときには、その正常な動きがあるかどうかをまず調べなければなりません。特に自動運動はごくわずかな動きですので、注意深く調べます(触診力がないとまずわからないでしょう)。
マッサージを行うときは、その自動運動を助長させるように行います。ただ単に圧迫するのではなく、肝臓自体の動きを尊重すべきです。
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この肝鎌状間膜は意外と緊張を起こしやすく、緊張を起こす圧痛があります。
治療は緊張を取るように直接圧迫を加えます。僕は、すこし膜を引き延ばすように圧を加えます。
肝臓の後側から胆嚢が伸びていることを忘れないように。
胆嚢もマッサージの対象で、消化機能を助ける働きがあります。

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