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病気,鍼灸,オステオパシー

眼精疲労に対処する〜鍼灸とオステオパシーの効能

スマホやパソコンの長時間使用による辛い「眼精疲労」。目薬や一時的なケアでは改善しない深い疲れには、東洋医学の「鍼灸」と、全身の繋がりを解きほぐす「オステオパシー」の組み合わせが根本改善への近道です。


筋膜の連動が引き起こす目の疲れ 

オステオパシーでは、身体を全身タイツのように包み込む「筋膜(ファシア)」の繋がりを重視します。眼精疲労も、決して目や首だけの局所的な問題ではありません。

  • 足裏から眉間まで繋がる「バックライン」: 人体の背面には、足裏からふくらはぎ、背中、首の後ろ、頭頂部を通って眉毛周辺まで繋がる長い筋膜のラインが存在します。
  • 腰や背中からの引っ張り: デスクワークで姿勢が崩れ、腰や背中の筋膜が張り詰めると、その張力はバックラインを通じて頭皮や目元まで伝わります。腰痛や猫背が、結果的に目の周りを締め付ける原因になるのです。


眼球運動と連動する首と頭蓋骨の緊張

  • 後頭下筋群の過緊張: 眼球の動きと、首の付け根にある深層筋「後頭下筋群」は神経的に強く連動しています。画面を凝視し続けるとここがガチガチに固まり、緊張型頭痛を引き起こします。
  • 頭蓋骨(クラニアル)の歪み: ストレスや噛み締め癖で頭蓋骨や眼球を収める眼窩周囲の筋膜が固まると、目の奥にズーンとした圧迫感が生じます。


眼精疲労を撃退する特効ツボ(経穴) 

オステオパシーの手技で筋膜のねじれや頭蓋骨の歪みを調整した上で、鍼灸を用いて局所の血流や自律神経にダイレクトにアプローチします。

  • 睛明(せいめい): 目頭の少し上。かすみ目やドライアイの改善に。
  • 攅竹(さんちく): 眉毛の鼻側のはし。目の奥の重い痛みを和らげます。
  • 瞳子髎(どうしりょう)・絲竹空(しちくくう): 目尻と眉尻。充血やまぶたのピクつきに効果的です。
  • 承泣(しょうきゅう)・陽白(ようはく): 黒目の下と眉上。ピント調節を助け、前頭部の緊張をほぐします。
  • 光明(こうめい): 外くるぶしの上にある遠位のツボ。名前の通り「視界を開く」効果があり、足元から回復を促します。
オステオパシーで解剖学的な「筋膜の連動」を解き放ち、鍼灸で東洋医学的な「気血の巡り」を整える。全身の物理的な引っ張りがフッと消え去ることで、頭を締め付けていたヘルメットを脱いだかのように、視界がパッと明るく開けるのを実感してみてください。


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