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腰痛の原因は姿勢不良〜でも姿勢不良だけ対処しても治らない
デスクワーク中、ふと気づくと腰を丸めて座っていませんか?この姿勢が続くと腰痛が起きやすいのは、単なる「姿勢不良」や「背骨のカーブの形」だけの問題ではありません。
腰の形より大切な「関節の遊び」
病院のレントゲンで「骨に異常はない」と言われた経験があるかもしれません。しかし、オステオパシー(自然治癒力を引き出す徒手医学)の視点では、見た目の形以上に「関節腔内の可動性」、つまり「関節の遊び」を重視します。
引き出しのレールに数ミリのゆとりがないとスムーズに開け閉めできないように、人間の関節もこのミクロな遊びが失われると、腰を丸めた時に負荷の逃げ場がなくなり、痛みとしてサインを出します。
痛いのは腰でも、原因は別の場所にあることも
腰痛だからといって「腰だけを揉む」ことは根本的な解決になりません。腰の関節の遊びを奪い、過度な負担をかけている本当の原因は、足首の歪み、骨盤のねじれ、内臓を包む筋膜の緊張など、痛む腰以外に隠れていることが珍しくないからです。全身の繋がりを紐解き、物理的なバランスを整えることが第一歩になります。オステオパシーや鍼灸は、これらにも効果的に働きます。
鍼灸でアプローチする内側からのSOS
瘀血と腎虚
骨格や筋膜といった外側の構造だけでなく、東洋医学の視点から身体の内側を整えることも欠かせません。ここで強い味方になるのが鍼灸です。
瘀血(おけつ): 血の巡りが滞り、ドロドロになっている状態。長時間の丸まり姿勢によって腰周辺に停滞した血流や発痛物質を、鍼のピンポイントな刺激でスムーズに流していきます。
腎虚(じんきょ): 生命力や回復力の低下。東洋医学では腰を「腎の府」と呼び、疲労や冷えで「腎」のエネルギーが落ちると、途端に腰を支える力が弱まります。お灸の深い温熱や適切なツボへのアプローチで腎気を補うことで、内側から腰を支える力を取り戻します。
無理に胸を張って良い姿勢を作ろうとする前に、オステオパシーで全身の「関節の遊び」を取り戻し、鍼灸で滞った血流(瘀血)やエネルギー(腎虚)を整える。構造と気血の両面からのアプローチが、長引く腰痛を手放す近道です。
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